玄米は免疫を上げる最強?の食べ物だと思います。




どうしても玄米ご飯でないとだめ?胃腸にやさしい玄米のとり方

玄米は白米に比べて、非常に各種栄養素や食物繊維が豊富です。けれど、玄米を普通に炊いて食べると、実は体にかなり負担をかけます。

 

どうしても、玄米ご飯でなければならないのでしょうか?この記事では、玄米が体に負担をかける原因と、玄米が持つ栄養素をなんとかして負担なく食べる方法をまとめました。

 

玄米ご飯は胃腸に負担がかかる

玄米は、ヌカ部分(外皮や胚芽)がとにかく強固で、消化しにくいです。よく噛んで食べることが必須ですが、それても胃腸があまり強くない人が食べると、お腹を壊すもとになります。

 

玄米の豊富な栄養素も、普通に炊くだけだと、胃腸は十分に吸収できないのです。

 

解決法①発芽玄米を使う

玄米は、発芽すると、胚芽や外皮の部分が酵素である程度分解され、全体的にやわらかくなります。よって、ある程度、消化によくなるのです。

 

発芽玄米は、やわらかいので、炊飯器で白米と同じように炊けるのも利点の1つですね。

 

解決法②玄米粥を食べる

玄米を生から炊いて、トロトロにした玄米粥を食べるのも1つの方法です。これなら玄米の栄養を捨てることなく、玄米ご飯よりは消化によい形で体に取り入れることができます。

 

ただ、炊くのが、かなり手間です。鍋で炊くと3時間浸水&40分炊飯、炊飯器のおかゆモードで炊くのでも4時間ほど浸水時間がいります。

 

解決法③五分づき米を炊く

5分づき米とは、白米と玄米の中間程度に精米したお米です。炊飯器では白米の設定で炊けます。

玄米ほど外皮の部分の栄養はありませんが、手軽に炊けることと、玄米ご飯よりも消化によいことが利点ですね。

 

ただ、保温を続けていると、玄米ご飯と同様ヌカ臭くなるので、おひつなどに早く移す必要があります。

 

解決法④胚芽米を炊く

胚芽米とは、玄米から精米で外皮をすべてとって、芽になる部分の胚芽のみを残したお米です。5分づき米でもお腹を壊す場合だと、胚芽米を食べることを考えたほうがいいでしょう。

 

胚芽米は、5分づき米や玄米には流石に劣りますが、胚芽部分にたっぷりと栄養素や食物繊維を含んでいます。また、5分づき米と同じように、炊飯器で白米の設定で炊けます。

 

欠点があるとすれば、炊いてから少し常温でおいておくと、すぐ黄色っぽくなってしまうことでしょうか。温度管理が大切です。

 

解決法⑤玄米を圧力鍋で炊く

いろいろな事情で、どうしても玄米ご飯でないとだめ!という人は、人類の叡智の結晶を使いましょう。圧力鍋を使うと、炊飯器やただの鍋で炊くより、玄米はふっくらもっちりと炊きあがります。

 

圧力鍋を使えば、実質30分強で玄米ご飯が炊きあがります(ただし、その前の浸水時間は6~7時間ほど必要です)。食感よく炊きあがるので、普通に炊くよりは消化にもいいでしょう。

 

自分の胃腸と相談して自分にあった玄米の取り入れ方を

玄米は栄養豊富ですが、その栄養を吸収できないのでは元も子もありません。上に挙げた方法から、自分の胃腸やライフスタイルにあった玄米の取り入れ方を選んで、できる範囲から実行してみてください。