薬膳 血を補う食材 十分な血流は十分な血液から!血を作る薬膳3種類




十分な血流は十分な血液から!血を作る薬膳3種類

あなたの血流は十分ですか?

血流が不十分だと、体中に十分な酸素も栄養も運ばれません。よって、だんだんと体が不調になってしまいます。

十分な血流に必要なことの1つは、十分な量の血の確保です。

薬膳では、十分な血は十分な体力(気)から生まれると考えられています。

この記事では、十分な気と血を補う薬膳を3つ紹介します。

牛肉のカラフル炒め
【材料】
・ピーマン1個
・黄パプリカ1個
・あさつき1束
・牛肉薄切り200g
・ごま油大さじ1
・枸杞の実大さじ2
・しょうゆ大さじ2
・きび砂糖小さじ2

ピーマン、パプリカ、あさつきは気を補う作用があります。牛肉とごま油は気と血の両方を補う作用があります。枸杞の実は血を補う生薬です。

また、十分に気が巡らないと、十分に血が巡らないと薬膳では考えるのですが、ピーマンとパプリカは気を巡らせる働きも持っています。

【作り方】
・枸杞の実を水洗いしておく
・ピーマンとパプリカを乱切りにする
・あさつきを5cm幅に切る
・熱したフライパンにごま油を引き、牛肉を炒める
・ピーマンとパプリカも加えて更に炒める
・ある程度火が通ったら、あさつき、枸杞の実、醤油、砂糖を入れて炒め合わせる
・すべてに火が通ったら完成

鶏レバーと玉ねぎの赤ワイン煮
【材料】
・鶏レバー600g
・玉ねぎ1/2個
・赤ワイン200ml
・醤油大さじ3
・蜂蜜大さじ3
・生姜2かけ

蜂蜜と生姜は体力を補い、消化を促進して栄養吸収をよくしてくれます。鶏レバーはおおいに血を補う食材です。赤ワインと玉ねぎは気と血を巡らせる効果があり、鶏レバーで補った血を巡らせます。

【作り方】
・レバーは一口大に切って脂肪と血玉を取り除き、よく水洗いする
・玉ねぎはくし切りにする
・生姜はみじん切りにする
・鍋に赤ワイン、醤油、蜂蜜を入れ、レバーを入れて生姜と玉ねぎを散らす
・鍋を火にかけ、ひと煮立ちしたら中火にする
・時々混ぜながら煮汁が少し残る程度に煮詰め、完成

干しぶどう入り牛肉肉じゃが
【材料】
・じゃがいも中4つ
・牛肉薄切り200g
・にんじん1/2個
・レーズン大さじ2
・玉ねぎ大1個
・酒大さじ5
・みりん大さじ5
・きび砂糖大さじ1と1/2
・しょうゆ大さじ5

じゃがいもはを補う作用があります。牛肉は、上でも書いたように気と血を補う食材です。にんじんとレーズンは血を補う食材で、特にレーズンは気も補ってくれます。

血とはまったく関係ありませんが、レーズンはむくみをとるという嬉しい効果も持つ食材です。玉ねぎは、上に書いたように気と血の巡りをよくし、血行を促進してくれます。

【作り方】
・牛肉を食べやすい大きさに切る
・じゃがいもは皮をむき、一口大に切る
・にんじんは皮をむき、乱切りにする
・玉ねぎはくし切りにする
・鍋に調味料をすべて入れ、沸騰させる
・鍋に牛肉をすべて入れ、ほぐしながら火を通す
・火が通ったら牛肉を取り出す
・調味料が入った鍋にじゃがいも、玉ねぎ、にんじん、レーズンを入れて混ぜる
・煮崩れないよう、何度かそっと混ぜつつ15分ほど煮る
・牛肉を鍋に戻し、そっと混ぜ合わせて5分煮る
・火を止めて冷まして味を染み込ませたら完成

まとめ
気と血を補い、ある程度血行も促進する薬膳をまとめました。薬膳では、手に入りにくい食材を要求されることも多いです。ですが、この記事の薬膳は、すべてスーパーで手に入る食材で作れるよう配慮してあります。気軽に作ってみてください。

 

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精力(陽気)芯から冷えるあなたに精をつける薬膳3種類




芯から冷えるあなたに精をつける薬膳3種類
体が芯から冷える人は、薬膳では精力(陽気)が不足していると考えます。

院長のツノダです。

本日は薬膳の専門家に体を温めるレシピを教えてもらいましたので冷えで悩む女子に紹介です。

 

精力はいくら補っても補い尽くすことはありません。下に紹介する薬膳をいろいろ食べて、体質改善を図りましょう。

桜えびとニラのチャーハン
桜えびの香ばしさがおいしい一品です。

【材料】(2人分)
・桜えび大さじ2
・ニラひと束
・白ごはん丼2杯(400g)
・卵2個
・にんにく2かけ
・ごま油大さじ1
・醤油少々
・塩少々
・コショウ少々

エビは精力をつけ、体を温めてくれる食材の代表格です。ニラは体を温め、精力をつけるのを助けてくれます。ちなみに、卵は血を補い、にんにくは血行を促進してくれます。

【作り方】
・ニラとにんにくはみじん切りにする
・卵とご飯を混ぜ合わせる
・フライパンに油を入れて熱し、にんにくを炒める
・香りが立ったら卵ご飯を加え、ほぐしてパラパラになるまで炒める
・しょうゆ、塩、コショウで味を調える
・ニラと桜えびを加えてさっと炒めたら完成

牡蠣とニラの炒めもの
少し値段の張る牡蠣ですが、これが要となる一品です。
【材料】
・牡蠣100g(加熱用むき身1パック)
・ニラひと束
・オイスターソース大さじ1/2
・片栗粉適量
・醤油大さじ1
・みりん大さじ1
・ごま油大さじ1

牡蠣は、魚介類の中では特に精力を補ってくれる食材です。ニラは、上に書いたように、体を温め精力をつけるのを助けてくれます。オイスターソースは牡蠣の旨味を凝縮しているので、牡蠣の効果も凝縮しています。

【作り方】
・牡蠣は片栗粉を振って2,3回流水で洗う
・ニラは5cm幅に切る
・牡蠣に片栗粉をまぶしておく
・オイスターソース、醤油、みりんを合わせておく
・フライパンにごま油を熱し、牡蠣を軽く炒める
・ニラを入れて軽く炒める
・合わせ調味料を入れてざっと炒め合わせたら完成

・ラム肉のピリ辛あんかけ
ラム肉その他が精力を補い、にんにくと唐辛子が血行も促してくれます。

【材料】
・ラム肉100g
・くるみ20g
・生姜1かけ
・にんにく1かけ
・赤唐辛子小口切り2本分
・ピーマン1つ
・にんじん1/2本
・ごま油大さじ1
・豆板醤小さじ1
・オイスターソース小さじ1
・みりん大さじ1
・塩ひとつまみ
・水150ml
・片栗粉大さじ1

ラム肉とくるみは精力を体によくつける食材で、体を温める食材でもあります。

生姜、にんにく、唐辛子は体を温め、にんにくと唐辛子は血行もよくします。

薬膳では、血の巡りをよくするには気の巡りをよくする必要があると考えますが、ピーマンは気の巡りをよくします。

また、十分な血流には十分な血が必要ですが、にんじんは血を補う食材です。

【作り方】
・ラム肉は一口大に切る
・にんにくと生姜はみじん切りにする
・くるみは乾煎りして荒く刻んでおく
・ピーマンは縦に八つ切にする
・にんじんは薄切りにする
・豆板醤、オイスターソース、みりんを合わせておく
・熱したフライパンにごま油を敷き、にんにくと生姜を炒める
・香りが立ったらラム肉を入れて炒める
・火が通ったらピーマン、にんじん、くるみを入れて炒める
・合わせ調味料で味をつける
・水を入れ、混ぜて火を止める
・小さじ1杯の水(分量外)で溶いた片栗粉を回し入れる
・混ぜてからひと煮立ちさせて完成

まとめ
芯から冷える人向けに、体に精力をつけることを目的とした薬膳を3つ紹介しました。

精力をつける食材で手に入りやすいものは、他に、
・黒米
・山芋
・黒豆
・ブロッコリー(カリフラワー)
・キャベツ
・なめこ
・干し椎茸
・黒ごま
・くり
・松の実
・カツオ
・干し貝柱
・ほたて
・ムール貝
・鶏レバー
などがあります。上手に食生活に取り入れて、体を芯から温めましょう。



冷え性解消は紅茶がおすすめです。




生姜紅茶以外にも!4選 温活紅茶

温活といえば、生姜紅茶です。しかし、紅茶自体、温める性質のお茶であるため、温活に役立つ紅茶は、生姜紅茶以外にもたくさんあります。

 

ここでは、体を温めるのに役立つ紅茶と、その作り方を4種類紹介いたします。体調に合わせて、気に入った紅茶を取り入れてみてください。

 

顔色が悪いときに!紅花バラ紅茶

紅花といえば油のイメージが強いですが、実は体を温め、血行を良くする生薬の1つです。ハーブとしてはサフラワーと呼ばれています。

 

また、薬膳では体の巡り(気の巡り)がよくなると、血の巡りがよくなるのを助けてくれるとされるのですが、バラは気と血の巡りをよくする生薬であり、顔色を明るくするとされています。

 

今回使う紅花もバラのつぼみも、Amazonや楽天、中華食品店で買える商品です。

 

【材料】

・紅花ひとつまみ

・バラのつぼみ(玫瑰花、ローズバッツ)3つ

・水400ml

・紅茶3g

 

【作り方】

・紅花とバラのつぼみを水400mlと一緒に鍋に入れ、10分間漬けておく

・鍋に火をつけて沸騰させ、煮立ったらとろ火で10分煎じる

・ポットに紅茶を入れ、煎じた液を紅花・バラのつぼみごとポットに注ぐ

・3分蒸らしたら、濾しながらカップに注いでできあがり

 

ストレスが溜まっているときに!陳皮紅茶

陳皮とは、みかんの皮を干して長期間保存したものです。体を温め、胸のもやもやを散らす効果がある生薬とされます。

 

陳皮もAmazon、楽天、中華食品店で購入できる商品です。みかんの皮を干す手間が苦でないなら、自分で作ってもいいでしょう。

 

【材料】

・陳皮5g

・紅茶3g

・水400ml

 

【作り方】

・陳皮を荒く砕く

・陳皮と水を鍋に入れて10~20分浸す

・鍋に火をつけて沸騰させ、とろ火で10分煎じて陳皮を濾す

・煎じ液をポットの紅茶に注いで3分蒸らす

・濾しながらカップに注いでできあがり

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血行が悪いときに!桂枝紅茶

桂枝(シナモン)は体をよく温め、全身の血行を良くしてくれる生薬です。シナモンはパウダーとスティックがあり、パウダーのほうが最後に振り入れるだけなのでお手軽です。しかし、スティックを煮出して作る桂枝紅茶の方が香り高いので、そちらの作り方を紹介します。

 

【材料】

・シナモンスティック1/2本

・紅茶3g

・水400ml

 

【作り方】

・シナモンスティックを4つ割りにする

・鍋に水とシナモンを入れ、一度煮立たせてからとろ火で10分間煎じる

・煎じた液をシナモンごと紅茶が入ったポットに入れ、3分蒸らす

・濾しながらカップに注いでできあがり

 

とにかくガッツリ温めたいときに!黒糖マサラティー

複数の生薬(スパイス)を使って作る紅茶です。具体的に言うと、クローブ、カルダモン、シナモンを使って作ります。

 

クローブには腹部を温める効果があり、カルダモンは胃を温めて気の巡りを良くする効果があります。また、黒糖には体を温めて血行を良くする効果があります。

 

どのスパイスも、パウダーを使うと、最後に振り入れるだけで済むのでお手軽です。しかし、粒のままのスパイスを煮出すほうがやはり香り高いので、煮出す方法をここでは紹介します。

 

【材料】

・カルダモン3粒

・クローブ2粒

・シナモンスティック1/2本

・水200ml

・牛乳200ml

・紅茶3g

・黒砂糖適量

 

【作り方】

・カルダモンはさやを破って黒い中身を出す

・シナモンスティックは4つ割りにする

・鍋に水を入れ、カルダモンのさやと黒い中身、クローブ、シナモンスティックを入れる

・1度煮立たせ、とろ火で10分煎じる

・紅茶を鍋に入れて5分煎じる

・牛乳を鍋に入れて泡が立たない程度に温める

・鍋の中身をすべて濾してカップに注ぎ、好みの量の黒砂糖を加えてできあがり

 

ここで紹介したのは、主に紅茶を使った薬膳茶に近いものです。薬膳茶は奥が深いので、紅茶を使ったものはもっとたくさんあります。専門書を1冊手に入れると世界が広がるでしょう。

 

ただ、使う材料に手に入りにくいものが多いので、Amazon・楽天・ハーブ専門店頼りになるかと思います。ただ、材料を選ぶのもまた1つの楽しみです。



十分な血流は十分な血液から!血を作る薬膳3種類




十分な血流は十分な血液から!血を作る薬膳3種類

院長のツノダです。

私は生活習慣病予防士でもありますので

食の大切さを

日々意識して生活しています。

入院手術は一度もありません

健康を維持してるのは

食事がまず第一です。

本日は血流がよくなるレシピを

紹介いたします。

 

あなたの血流は十分ですか?

 

血流が不十分だと、体中に十分な酸素も栄養も運ばれません。よって、だんだんと体が不調になってしまいます。

 

十分な血流に必要なことの1つは、十分な量の血の確保です。薬膳では、十分な血は十分な体力(気)から生まれると考えられています。

 

この記事では、十分な気と血を補う薬膳を3つ紹介します。

 

牛肉のカラフル炒め

【材料】

・ピーマン1個

・黄パプリカ1個

・あさつき1束

・牛肉薄切り200g

・ごま油大さじ1

・枸杞の実大さじ2

・しょうゆ大さじ2

・きび砂糖小さじ2

 

ピーマン、パプリカ、あさつきは気を補う作用があります。牛肉とごま油は気と血の両方を補う作用があります。枸杞の実は血を補う生薬です。

 

また、十分に気が巡らないと、十分に血が巡らないと薬膳では考えるのですが、ピーマンとパプリカは気を巡らせる働きも持っています。

 

【作り方】

・枸杞の実を水洗いしておく

・ピーマンとパプリカを乱切りにする

・あさつきを5cm幅に切る

・熱したフライパンにごま油を引き、牛肉を炒める

・ピーマンとパプリカも加えて更に炒める

・ある程度火が通ったら、あさつき、枸杞の実、醤油、砂糖を入れて炒め合わせる

・すべてに火が通ったら完成

 

鶏レバーと玉ねぎの赤ワイン煮

【材料】

・鶏レバー600g

・玉ねぎ1/2個

・赤ワイン200ml

・醤油大さじ3

・蜂蜜大さじ3

・生姜2かけ

 

蜂蜜と生姜は体力を補い、消化を促進して栄養吸収をよくしてくれます。鶏レバーはおおいに血を補う食材です。赤ワインと玉ねぎは気と血を巡らせる効果があり、鶏レバーで補った血を巡らせます。

 

【作り方】

・レバーは一口大に切って脂肪と血玉を取り除き、よく水洗いする

・玉ねぎはくし切りにする

・生姜はみじん切りにする

・鍋に赤ワイン、醤油、蜂蜜を入れ、レバーを入れて生姜と玉ねぎを散らす

・鍋を火にかけ、ひと煮立ちしたら中火にする

・時々混ぜながら煮汁が少し残る程度に煮詰め、完成

 

干しぶどう入り牛肉肉じゃが

【材料】

・じゃがいも中4つ

・牛肉薄切り200g

・にんじん1/2個

・レーズン大さじ2

・玉ねぎ大1個

・酒大さじ5

・みりん大さじ5

・きび砂糖大さじ1と1/2

・しょうゆ大さじ5

じゃがいもは気を補う作用があります。牛肉は、上でも書いたように気と血を補う食材です。にんじんとレーズンは血を補う食材で、特にレーズンは気も補ってくれます。

 

血とはまったく関係ありませんが、レーズンはむくみをとるという嬉しい効果も持つ食材です。玉ねぎは、上に書いたように気と血の巡りをよくし、血行を促進してくれます。

 

【作り方】

・牛肉を食べやすい大きさに切る

・じゃがいもは皮をむき、一口大に切る

・にんじんは皮をむき、乱切りにする

・玉ねぎはくし切りにする

・鍋に調味料をすべて入れ、沸騰させる

・鍋に牛肉をすべて入れ、ほぐしながら火を通す

・火が通ったら牛肉を取り出す

・調味料が入った鍋にじゃがいも、玉ねぎ、にんじん、レーズンを入れて混ぜる

・煮崩れないよう、何度かそっと混ぜつつ15分ほど煮る

・牛肉を鍋に戻し、そっと混ぜ合わせて5分煮る

・火を止めて冷まして味を染み込ませたら完成

 

まとめ

気と血を補い、ある程度血行も促進する薬膳をまとめました。薬膳では、手に入りにくい食材を要求されることも多いです。ですが、この記事の薬膳は、すべてスーパーで手に入る食材で作れるよう配慮してあります。気軽に作ってみてください。



温活といえば、生姜紅茶です




温活といえば、生姜紅茶です

生姜紅茶以外にも!温活紅茶4選

 

温活といえば、生姜紅茶です。しかし、紅茶自体、温める性質のお茶であるため、温活に役立つ紅茶は、生姜紅茶以外にもたくさんあります。

 

ここでは、体を温めるのに役立つ紅茶と、その作り方を4種類紹介いたします。体調に合わせて、気に入った紅茶を取り入れてみてください。

 

顔色が悪いときに!紅花バラ紅茶

紅花といえば油のイメージが強いですが、実は体を温め、血行を良くする生薬の1つです。ハーブとしてはサフラワーと呼ばれています。

 

また、薬膳では体の巡り(気の巡り)がよくなると、血の巡りがよくなるのを助けてくれるとされるのですが、バラは気と血の巡りをよくする生薬であり、顔色を明るくするとされています。

 

今回使う紅花もバラのつぼみも、Amazonや楽天、中華食品店で買える商品です。

 

【材料】

・紅花ひとつまみ

・バラのつぼみ(玫瑰花、ローズバッツ)3つ

・水400ml

・紅茶3g

 

【作り方】

・紅花とバラのつぼみを水400mlと一緒に鍋に入れ、10分間漬けておく

・鍋に火をつけて沸騰させ、煮立ったらとろ火で10分煎じる

・ポットに紅茶を入れ、煎じた液を紅花・バラのつぼみごとポットに注ぐ

・3分蒸らしたら、濾しながらカップに注いでできあがり

 

ストレスが溜まっているときに!陳皮紅茶

陳皮とは、みかんの皮を干して長期間保存したものです。体を温め、胸のもやもやを散らす効果がある生薬とされます。

 

陳皮もAmazon、楽天、中華食品店で購入できる商品です。みかんの皮を干す手間が苦でないなら、自分で作ってもいいでしょう。

 

【材料】

・陳皮5g

・紅茶3g

・水400ml

 

【作り方】

・陳皮を荒く砕く

・陳皮と水を鍋に入れて10~20分浸す

・鍋に火をつけて沸騰させ、とろ火で10分煎じて陳皮を濾す

・煎じ液をポットの紅茶に注いで3分蒸らす

・濾しながらカップに注いでできあがり

血行が悪いときに!桂枝紅茶

桂枝(シナモン)は体をよく温め、全身の血行を良くしてくれる生薬です。シナモンはパウダーとスティックがあり、パウダーのほうが最後に振り入れるだけなのでお手軽です。しかし、スティックを煮出して作る桂枝紅茶の方が香り高いので、そちらの作り方を紹介します。

 

【材料】

・シナモンスティック1/2本

・紅茶3g

・水400ml

 

【作り方】

・シナモンスティックを4つ割りにする

・鍋に水とシナモンを入れ、一度煮立たせてからとろ火で10分間煎じる

・煎じた液をシナモンごと紅茶が入ったポットに入れ、3分蒸らす

・濾しながらカップに注いでできあがり

 

とにかくガッツリ温めたいときに!黒糖マサラティー

複数の生薬(スパイス)を使って作る紅茶です。具体的に言うと、クローブ、カルダモン、シナモンを使って作ります。

 

クローブには腹部を温める効果があり、カルダモンは胃を温めて気の巡りを良くする効果があります。また、黒糖には体を温めて血行を良くする効果があります。

 

どのスパイスも、パウダーを使うと、最後に振り入れるだけで済むのでお手軽です。しかし、粒のままのスパイスを煮出すほうがやはり香り高いので、煮出す方法をここでは紹介します。

 

【材料】

・カルダモン3粒

・クローブ2粒

・シナモンスティック1/2本

・水200ml

・牛乳200ml

・紅茶3g

・黒砂糖適量

 

【作り方】

・カルダモンはさやを破って黒い中身を出す

・シナモンスティックは4つ割りにする

・鍋に水を入れ、カルダモンのさやと黒い中身、クローブ、シナモンスティックを入れる

・1度煮立たせ、とろ火で10分煎じる

・紅茶を鍋に入れて5分煎じる

・牛乳を鍋に入れて泡が立たない程度に温める

・鍋の中身をすべて濾してカップに注ぎ、好みの量の黒砂糖を加えてできあがり

 

ここで紹介したのは、主に紅茶を使った薬膳茶に近いものです。薬膳茶は奥が深いので、紅茶を使ったものはもっとたくさんあります。専門書を1冊手に入れると世界が広がるでしょう。

 

ただ、使う材料に手に入りにくいものが多いので、Amazon・楽天・ハーブ専門店頼りになるかと思います。ただ、材料を選ぶのもまた1つの楽しみです。

湘南自然療法院 院長 ツノダシゲル