精力(陽気)芯から冷えるあなたに精をつける薬膳3種類




芯から冷えるあなたに精をつける薬膳3種類
体が芯から冷える人は、薬膳では精力(陽気)が不足していると考えます。

院長のツノダです。

本日は薬膳の専門家に体を温めるレシピを教えてもらいましたので冷えで悩む女子に紹介です。

 

精力はいくら補っても補い尽くすことはありません。下に紹介する薬膳をいろいろ食べて、体質改善を図りましょう。

桜えびとニラのチャーハン
桜えびの香ばしさがおいしい一品です。

【材料】(2人分)
・桜えび大さじ2
・ニラひと束
・白ごはん丼2杯(400g)
・卵2個
・にんにく2かけ
・ごま油大さじ1
・醤油少々
・塩少々
・コショウ少々

エビは精力をつけ、体を温めてくれる食材の代表格です。ニラは体を温め、精力をつけるのを助けてくれます。ちなみに、卵は血を補い、にんにくは血行を促進してくれます。

【作り方】
・ニラとにんにくはみじん切りにする
・卵とご飯を混ぜ合わせる
・フライパンに油を入れて熱し、にんにくを炒める
・香りが立ったら卵ご飯を加え、ほぐしてパラパラになるまで炒める
・しょうゆ、塩、コショウで味を調える
・ニラと桜えびを加えてさっと炒めたら完成

牡蠣とニラの炒めもの
少し値段の張る牡蠣ですが、これが要となる一品です。
【材料】
・牡蠣100g(加熱用むき身1パック)
・ニラひと束
・オイスターソース大さじ1/2
・片栗粉適量
・醤油大さじ1
・みりん大さじ1
・ごま油大さじ1

牡蠣は、魚介類の中では特に精力を補ってくれる食材です。ニラは、上に書いたように、体を温め精力をつけるのを助けてくれます。オイスターソースは牡蠣の旨味を凝縮しているので、牡蠣の効果も凝縮しています。

【作り方】
・牡蠣は片栗粉を振って2,3回流水で洗う
・ニラは5cm幅に切る
・牡蠣に片栗粉をまぶしておく
・オイスターソース、醤油、みりんを合わせておく
・フライパンにごま油を熱し、牡蠣を軽く炒める
・ニラを入れて軽く炒める
・合わせ調味料を入れてざっと炒め合わせたら完成

・ラム肉のピリ辛あんかけ
ラム肉その他が精力を補い、にんにくと唐辛子が血行も促してくれます。

【材料】
・ラム肉100g
・くるみ20g
・生姜1かけ
・にんにく1かけ
・赤唐辛子小口切り2本分
・ピーマン1つ
・にんじん1/2本
・ごま油大さじ1
・豆板醤小さじ1
・オイスターソース小さじ1
・みりん大さじ1
・塩ひとつまみ
・水150ml
・片栗粉大さじ1

ラム肉とくるみは精力を体によくつける食材で、体を温める食材でもあります。

生姜、にんにく、唐辛子は体を温め、にんにくと唐辛子は血行もよくします。

薬膳では、血の巡りをよくするには気の巡りをよくする必要があると考えますが、ピーマンは気の巡りをよくします。

また、十分な血流には十分な血が必要ですが、にんじんは血を補う食材です。

【作り方】
・ラム肉は一口大に切る
・にんにくと生姜はみじん切りにする
・くるみは乾煎りして荒く刻んでおく
・ピーマンは縦に八つ切にする
・にんじんは薄切りにする
・豆板醤、オイスターソース、みりんを合わせておく
・熱したフライパンにごま油を敷き、にんにくと生姜を炒める
・香りが立ったらラム肉を入れて炒める
・火が通ったらピーマン、にんじん、くるみを入れて炒める
・合わせ調味料で味をつける
・水を入れ、混ぜて火を止める
・小さじ1杯の水(分量外)で溶いた片栗粉を回し入れる
・混ぜてからひと煮立ちさせて完成

まとめ
芯から冷える人向けに、体に精力をつけることを目的とした薬膳を3つ紹介しました。

精力をつける食材で手に入りやすいものは、他に、
・黒米
・山芋
・黒豆
・ブロッコリー(カリフラワー)
・キャベツ
・なめこ
・干し椎茸
・黒ごま
・くり
・松の実
・カツオ
・干し貝柱
・ほたて
・ムール貝
・鶏レバー
などがあります。上手に食生活に取り入れて、体を芯から温めましょう。