レイキ瞑想や五戒の記事を読むと、「レイキとマインドフルネスは同じものですか」「セルフヒーリングと一緒に行ってもよいですか」と疑問を持つ方がいます。
結論からお話しすると、レイキとマインドフルネスは同じものではありません。レイキは手当てや自己鍛錬を含む体系であり、マインドフルネスは今この瞬間の経験へ注意を向ける実践です。ただし、姿勢や呼吸、身体感覚へ注意を戻す点では、組み合わせやすい部分があります。
今回は、二つの違いを曖昧にせず、日常や対人支援で無理なく活用する方法をお話しします。
マインドフルネスとは
マインドフルネスは、今起きている呼吸、身体感覚、考え、感情などへ注意を向ける実践です。何も考えない状態を作るのではなく、浮かんだ考えに気づき、必要に応じて注意を現在へ戻します。
米国国立補完統合衛生センターは、マインドフルネス瞑想を、焦点を保つ力と現在への気づきを育てる心身の実践として説明しています。ただし、方法やプログラムは一つではなく、医療や心理支援で用いられる場合は訓練を受けた専門家の指導が必要です。
レイキとは
臼井式レイキでは、セルフヒーリング、他者への手当て、呼吸法、発霊法、五戒などを段階的に学びます。手を当てる技法だけでなく、自分の状態を整え、日常の行いを振り返る自己鍛錬も含まれます。
ただし、流派によって学ぶ内容や名称は異なります。マインドフルネスを行ったからレイキの伝授を受けたことになるわけではなく、レイキを学べば正式なマインドフルネス指導者になるわけでもありません。
共通して見える三つの要素
1.今の状態に気づく
セルフヒーリング前に、肩の力み、呼吸の速さ、落ち着かなさへ気づくことがあります。マインドフルネスでも、今起きている経験を観察します。
大切なのは、良い状態を演じることではなく、「今は急いでいる」「考えが次々に浮かんでいる」と気づくことです。
2.呼吸や身体へ注意を戻す
考えが過去や未来へ移ったとき、呼吸や身体の接触感覚へ注意を戻します。レイキでは、合掌した手や身体へ置いた手のぬくもりを、戻る場所として使うこともできます。
呼吸を無理に深くしたり、特別な感覚を作ろうとしたりする必要はありません。
3.結果を急がない
一度で雑念をなくす、すぐに落ち着くといった結果を求めると、できなかった自分を評価し始めます。気づいて戻ること自体を練習と考えます。
レイキとマインドフルネスの違い
| 項目 | レイキ | マインドフルネス |
|---|---|---|
| 中心 | 手当て、セルフヒーリング、自己鍛錬 | 現在の経験へ注意を向ける実践 |
| 学び方 | レイキ講座、系統ごとの伝授と実習 | 瞑想指導、心理・医療プログラム、日常練習 |
| 手の使用 | 身体へ手を当てる実践がある | 手当てを必須としない |
| 注意点 | 流派と段階を明確にする | 目的と指導者の専門性を確認する |
セルフヒーリング前の5分実践
次の方法は、医療や心理療法としてのプログラムではなく、セルフヒーリング前に自分の状態を確認する短い準備です。
- 椅子または床に無理なく座る
- 足裏、座面、背中の接触を感じる
- 三呼吸ほど、呼吸を変えずに観察する
- 考えが浮かんだら「考えている」と気づく
- 合掌または身体へ手を置き、セルフヒーリングへ移る
マインドフルネスの時間とレイキの手当てを、自分の中で分けて理解しておくと、二つを混同せず実践できます。
セッションや対人支援で使うとき
看護・介護・整体・カウンセリング・サロンなどでは、施術者が自分の焦りや思い込みへ気づく短い確認として役立てられます。
相手へ呼吸観察や手当てを勧める場合は、何を行うのかを説明し、同意を得てください。目を閉じることや静かに座ることが負担になる方もいます。本人が断りやすい伝え方も必要です。
レイキやマインドフルネスは医療行為や心理療法の代わりではありません。強い不安、抑うつ、不眠、過去の体験による苦痛が続く場合は、医療機関や心理の専門職による支援を優先してください。
禅・瞑想・五戒と続けて学ぶ
レイキを基礎から学びたい方へ
セルフヒーリング、他者への手当て、呼吸法、五戒を段階的に学びたい方は、臼井レイキLEVEL1〜3をご覧ください。
自分の目的に合う学び方を確認したい方は、オンライン体験・説明会をご利用ください。