クンダリーニレイキと臼井式レイキは、学ぶ目的と段階が異なる
「クンダリーニレイキと臼井式レイキは何が違うのか」「初心者はどちらから学べばよいのか」と迷う方は少なくありません。どちらも手を通してエネルギーワークを行う点では共通しますが、成り立ち、学習の目的、実践で重視することが異なります。
臼井式レイキは、レイキの基本となる考え方、セルフヒーリング、他者への実践、シンボルや遠隔の学びなどを段階的に身につける体系です。一方、クンダリーニレイキは、グラウンディングや生命力への意識を深める発展的なエネルギーワークとして位置づけられます。初めて学ぶ方は、まず臼井式レイキで安全な実践の土台を作り、その後にクンダリーニレイキを学ぶと理解しやすくなります。
なお、レイキは医療行為の代わりではありません。診断・治療や効果を保証するものではなく、心身を整える時間を支える補完的な実践として扱います。体調に不安がある場合は、医療機関へご相談ください。
臼井式レイキとは
臼井式レイキは、日本で始まったレイキの基礎体系です。段階的な伝授と実践を通じて、自分自身に手を当てる方法、他者へのレイキ、離れた相手を意識した実践、レイキを日常で生かす考え方などを学びます。
湘南自然療法院では、LEVEL1からLEVEL3までを基礎として扱います。
- LEVEL1:レイキの基本、セルフヒーリング、他者への基本実践
- LEVEL2:シンボルとマントラ、距離を越えた実践の考え方
- LEVEL3:精神性と日常への統合、より深い自己実践
各段階の内容は、代替医療レイキ療法 LEVEL1〜3で確認できます。臼井式レイキは、将来セラピストや講師を目指す場合にも、すべての基礎となります。
クンダリーニレイキとは
クンダリーニレイキは、デンマークのヒーラー、オーレ・ガブリエルセンによって体系化された発展系のレイキです。クンダリーニとは、生命力を象徴する言葉として用いられます。実践では、地に足をつける感覚であるグラウンディング、自分の中心を意識すること、エネルギーの流れを整えることを重視します。
臼井式レイキの手のポジションを繰り返す学習とは異なり、比較的シンプルな手順で自己実践や他者への実践を行います。しかし、手順がシンプルだからこそ、エネルギーワークの基礎、相手への説明、同意、安全な境界線を先に身につけておくことが重要です。
詳しい講座内容は、クンダリーニレイキ講座をご覧ください。
クンダリーニレイキと臼井式レイキの5つの違い
1.成り立ちと体系
臼井式レイキは日本で始まり、複数の系統を通じて世界へ広がりました。クンダリーニレイキは、臼井式とは別の発展的な体系としてまとめられています。そのため、クンダリーニレイキを臼井式の上位版や代替版と考えるのではなく、異なる目的を持つ学びとして捉えます。
2.学習の中心
臼井式レイキでは、レイキの歴史、基本姿勢、手のポジション、シンボル、セルフヒーリング、他者への実践などを段階的に学びます。クンダリーニレイキでは、生命力、グラウンディング、エネルギーの通り道を意識した実践に重点があります。
3.初心者に必要な準備
臼井式レイキは、初めてエネルギーワークを学ぶ人が基礎から進められる構成です。クンダリーニレイキは発展講座として学ぶと、体感だけに左右されず、実践の目的や安全な扱い方を理解しやすくなります。
4.実践の組み立て方
臼井式では、複数の手の位置を順番に行う練習が基本になります。クンダリーニレイキは、より簡潔な流れで行うことができます。ただし、短い手順であっても、相手の同意、触れてよい範囲、実践時間、終了後の説明などは省略できません。
5.目指す活用の方向
臼井式レイキは、セルフケアから家族への実践、セラピスト活動、ティーチャーへの道まで幅広い土台になります。クンダリーニレイキは、臼井式の基礎に加えて、自分の生命力やグラウンディングを意識したい方、カウンセリングや対人支援にエネルギーワークの幅を持たせたい方に適しています。
比較表で分かる学び方の違い
| 比較点 | 臼井式レイキ | クンダリーニレイキ |
|---|---|---|
| 位置づけ | レイキの基礎体系 | 発展的なエネルギーワーク |
| 主な学び | セルフ、他者、シンボル、日常への統合 | 生命力、グラウンディング、流れの調整 |
| 初心者 | 基礎から学びやすい | 臼井式の基礎後が理解しやすい |
| 実践方法 | 段階的で手のポジションも学ぶ | 比較的シンプルな手順 |
| 活用 | セルフケアから専門活動まで | 発展的な自己実践、対人支援への応用 |
初心者はどちらから学ぶべきか
初めてレイキを学ぶ方には、臼井式レイキから始めることをおすすめします。理由は、手を当てる技術だけでなく、レイキの考え方、練習の仕方、他者へ行うときの配慮を体系的に身につけられるからです。
臼井式のLEVEL1〜3で自己実践を重ねたあと、クンダリーニレイキを学ぶと、二つの違いを体験的に整理できます。伝授を受けた直後の感覚だけで判断せず、日々の練習記録をつけ、自分にとってどのような変化や気づきがあったかを落ち着いて振り返りましょう。
伝授そのものについて確認したい方は、レイキ伝授とアチューメントの違いも参考になります。
クンダリーニレイキが向いている人
- 臼井式レイキの基礎を修了し、次の実践を探している
- グラウンディングや生命力を意識したい
- セラピスト、カウンセラー、対人支援の実践に幅を持たせたい
- シンプルな方法を継続的に練習したい
- 発展系レイキを体系的に学びたい
一方、強い体感や特別な能力だけを求める方には適しません。エネルギーの感じ方には個人差があり、何も感じないことが失敗を意味するわけではありません。実践の目的、安全性、相手への配慮を大切にする姿勢が必要です。
仕事へ取り入れるときの注意点
クンダリーニレイキをサロン、カウンセリング、介護・福祉、ボディワークなどへ取り入れる場合は、既存の資格や専門領域とレイキの範囲を明確に分けます。「治る」「改善する」と断定せず、リラクゼーションや自己理解を支える時間として説明します。
また、クンダリーニという言葉に対して、宗教的な意味や強い覚醒体験を想像する方もいます。講座やセッションでは、提供する内容と行わないことを具体的に伝え、安心して選べる情報を示すことが大切です。
臼井式から発展系へ進む学習ルート
- 臼井式レイキ LEVEL1〜3で基礎を学ぶ
- セルフヒーリングと他者への実践を継続する
- クンダリーニレイキなどの発展系を学ぶ
- 実践記録と復習を行う
- 自分の専門分野へ安全に統合する
臼井式と発展系レイキをまとめて学び、カウンセリングへ生かしたい方には、ホリスティックレイキカウンセラー講座があります。自分に合う順番を相談したい方は、オンライン体験・相談をご利用ください。受講日程は講座日程・申込みで確認できます。
まとめ
臼井式レイキは、レイキを基礎から段階的に学ぶ体系です。クンダリーニレイキは、生命力やグラウンディングを意識する発展的なエネルギーワークです。どちらが優れているかではなく、学習段階と目的が異なります。初心者は臼井式で安全な土台を作り、自己実践を重ねたうえでクンダリーニレイキへ進むと、それぞれの特徴を日常や専門活動へ生かしやすくなります。
