誠心誠意をもって事にあたるべき時です。中孚は真心の意味

風沢中孚の時、

事業は計画通り好調に進展しています。

今後も発展していきます。真実の心を持っていれば、

人は自然に感じるものです。作為の要はありません。

油断なく、これからも誠実に仕事に打ち込むことです。

家庭

盛んです。家庭は円満で、

家族は親しく、幸せです。

子供たちもよく健康で立派に育ちます。

金銭

恵まれるほうです。人が望む消費水準はだんだん高くなっていきます。

しかし、成り行きに任せていると収入のバランスが取れなくなります。

外見がよく見えて、内実は苦しいという生活、不満な生活がそこから生まれます。

生活の計画性が必要です。

愛

相思相愛の仲で、恋愛の喜びが楽しめます。

相手の口上手に躍らせることもありますが、

女性はちょう愛される時ですが、熱しやすくさめやすいでしょう。

渙。亨。王仮有廟。利渉大川。利貞。（かんはとおる。おうゆうびょうにいたる。たいせんをわたるによろし。ていによろし。）

渙は散る意味。川の水が風で舞い上がる状態。分裂、解散することで吉。

風水渙の時、事業がいままでの苦労を切り抜けて希望を迎えた状態です。

今後は順風に帆をあげた運勢で物事がよく進展するでしょう。

企画したとおりに物が運びます。

調子に乗りすぎないように。油断大敵です。

家庭

最初のうちはあまり恵まれませんが、だんだん幸せになります。

子供の教育の心労は大きいのですが、立派に育ちます。

金銭

あまり良い方ではありません。

収入もありますが、支出のほうが多く、時には散財もでてきます。

貯蓄は家計のなかから創造されるものです。

まず、貯蓄することを心がけ、消費と貯蓄が両立するように生活技術のプランを確立することです。

愛

見通しは明るくなっています。

お互いが確実に心と心で結ばれ、離れられなくなっています。

明朗快活な姿勢があれば、さらに幸運をつかむことができます。

巽は命令の意味。風の流れに従うことが吉となります。

巽為風の時、事業が不安定で安定性を欠いている運勢です。

時というものを見極め、環境が不断に推移していくことを観察してください。

そして社会の要求に対して、

事業の取るべき方向を反省し、

機を逃さず対策を立てて実践にうつすことです

家庭

何か落ち着かない状態です。

しかし、一家の親和につとめれば、のちに幸せになります。

子供の教育に苦労があるようですが、後に報いられます

金銭

あまり良い方ではありません。

なによりも、内容を実らせることが大切です。

外観や見栄えはどうでもよく、

生活の実質安定を図ることが第一の仕事です。

家計簿の計は計算の計でなはく、計画の計といわれています。

愛

相手に信念が不足しています。

優柔不断のためまとまりにくく安定しません。

でもやがて落ち着き、後に成り立ちます。

漸。女帰吉。利貞。
（ぜんはぢょとつぐにきち。ていによろし。）

漸は徐々に進む意味。少しずつ確実に前進していきます。

風山漸の時、事業はきわめて順調に進展していく運勢です。

希望に輝き、前途に光明を見出します。この気を逃さず、

大いに努力することです。

ただ、そのさいにも、一歩一歩を慎重に、順序をもって進むことを忘れてはいけません。

小を積んで大を成すのです。

家庭

恵まれます。円満で平和な家庭を作り、子供運もよく、ますます発展します。

金銭

今はよいほうではありません。お金の苦労があります。

生活の基礎となる消費とは関係ない方向に置かれていることを反省し、

安定する家庭の生活設計を工夫する必要があります。

愛

恵まれるときで、よい相手とも親しくなれます。

今、お互いが情熱をぶつけ合っていますが、

先輩とも相談し、もう少し落ち着くことです。

求めることが急すぎると、悪縁をつかみます。恋愛から結婚へ発展することも多いでしょう。

鼎（かなえ）３本の土台で支える土器。三拍子そろって安定する意味。１つでもかけると失敗。調和が大事

火風鼎の時、事業は盛大に発展する運勢です。

幸いにして、才能があり、英知を備え、回りの人たちから尊敬されています。

三拍子揃っていますので、さらに新しい計画、

新しい推進を図ることができます。その場合にも、先輩から教えを受けることが大切です。

家庭

盛んです。平和で円満な家庭、この上なく幸せです。子供運もよく、学業もすぐれ、立派な社会人になるでしょう。

金銭

あまりよくありません。引き締める必要があります。消費についての計画を立て、貯蓄をもっと計画的に予定することが大切です。

愛

安定しています。お互いのまごころが通じて結ばれます。新たに第三者が介入して、波乱が起きるかもしれません。

井は井戸の意味。釣瓶（つるべ）で水をくみ上げる作業が絶えず必要。地道にコツコツ行うことが吉

自分の本業をよく理解して守り、

一筋の道に、不動の努力を続けることです。企画を変更したり、軽はずみなことをすることは、つつしみましょう。

今は、現状維持することが大切です。積極的な動きは、

時の来るのを待つのが良いでしょう。

家庭

よい家庭です。平和で、円満で、幸せです。子供運にも恵まれ、おとなしく、素直に育ちます。

金銭

恵まれるほうです。入るを計って、出ずるを制すといわれますが、限られた収入のなかで、豊かな消費を楽しみ、なお貯蓄ができるように工夫することです。

愛

お互いの心も通じながら、あせって行動すると、失意のもとになります。なるべく異性関係に注意することです。

升は昇と同じ意味。上昇の時です。成長が期待できます。

地風升の時、

上り坂の運勢です。

業務も好調です。

このさい功をあせらず、

一歩一歩慎重に、

堅実に基礎を固めながら、仕事を進めることが大切です。

また、先輩の教えをうけ、人間として土台を作る心がけをもつことです

家庭

発展、繁昌し、幸せです。子供運もよく、立派に成長します

金銭

恵まれます。小を積んで大を成す。まかれた種が芽を出し、順調に成長していくように金運が伸びます。生活技術の向上から、バランスのとれた消費と貯蓄の両立をはかることです。

愛

堅実に、あせらずに進めば、お互いのまごころの理解のもとに、成り立ちます。引っ込み思案ですと好機を逃します。

女后 女壮。勿用取女。こうはじょそうなり。じょをとるにもちうるなかれ。

秋の風が吹き始めました。以前とは違う仕事のやり方が急務になります。

天風姤の時、諸行無常の鐘で、衰運の兆しが現れています。

さしあたっては、この衰運に対応することが問題ですが、

日ごろよく自分の事を知っている、信頼のおける先輩の教えをこい、

独断で仕事をしないことです。

偶然の出来事に動かされないよう、

慎重に油断なく、気御をひきしめていることが大切です。

家庭

行動をつつしみ、衰えている状態を回復するよう努力することです。子供の思想や行動も動揺しがちです。不幸せにならないよう勤めましょう。

金銭

十分な貯蓄があってこそ、はじめて生活が安定します。そのためには、まず、貯蓄し、その残りを使う設計を立てることが、今最も必要なことです。

愛

不思議な縁から生じた恋愛。女性は年上の人から愛されます。男性にとっては将来問題となる恐れがある恋愛で、本業に支障をきたします。

会社の利益は風に乗り雷の音に乗り、どんどん活発になってきます！

風雷益の今盛運に向かっています。

新しく天地を開拓するには好機です。

勇気と情熱を持って仕事に取り組むことです。

進んで大吉。大業を成し遂げる兆しが見えます。

正しい道、正しい理にしたがって進むことです。

家族

盛んです。平和で円満な家庭、この上なく幸せですが、気の緩みに注意してください。子供も幸せですが、教育が散漫に流れると不幸になります。

金銭

恵まれます。思わぬ収入があるほどの幸運です。高貯蓄、高投資、高成長、高所得、素晴らしい循環が予想されます。

愛情

大いに恵まれますが、何事も相手の不足を補う姿勢があれば、喜ばしい結果になります。

家が繁栄する大吉のようです。落ち着くまでは、何かと風評やうわさがあり、動揺しますが幸せになります。

卦辞

益は往くところに利あり大川を渡るに利あり